ツールメニュー
画面ツール(Tools)メニューでは、
-
「新規注文(New Order)」、
過去の値動きを参照することができる「History Center」、
グローバル変数の追加や削除、値の変更を行う「Global Variables」、
MetaQuotes Language(=MQL)というプログラミング言語を使用して自分で分析ツールを作成する「MetaQuotes Language Editor」、
各種サーバ ー接続の設定などが変更てする「オプション(Options)」
を利用することができます。
新規注文(New Order)
画面ツール(Tools)のプルダウンメニューから、新規注文(New Order)を選択すると、
注文の発注ウィンドウが表示されます。
詳細は、
⇒ 成行注文
⇒ 指値注文
⇒ 逆指値注文
こちらをご参照ください。
ヒストリーセンター(History Center)
「ヒストリーセンター(History Center)」は、過去の値動き(=為替変動)4本値をデータとして見ることが可能です。
取得対象となる通貨ペアは、各FX業者が提供しているものとなります。
ヒストリーセンター(History Center)では、左側に通貨ペア、右側にヒストリーデータ、下部に選択項目が配置されています。
取得したいデータをグループから探し出してダブルクリックすると、右側にヒストリーデータが読み込まれます。
読み込んだデータは、自身で追加、変更、削除することも可能です。
外部ファイルへの書き出し、外部ファイルからの読み込みも可能できますので、表計算ソフトなどで作成された分析ツールへデータを流用すること可能です。
画面ツール(Tools)のプルダウンメニューから、ヒストリーセンター(History Center)を選択すると、
このような初期画面が表示されます。
ヒストリーデータを入手するには、
所望の通貨ペアを選択後 → ダウンロード(Download)
→ 「Worning」 OK でダウンロードが開始されます。
ヒストリーセンター下部の「エクスポート(Export)」をクリックすると、ヒストリーデータを任意の形式(通常csvファイルを選択)にて保存できます。
グローバル変数(Global Variables)
グローバル変数とは、MT4内のインディケーターやEA(システム売買)、スクリプトなどの各種プログラムが共通で使うパラメーターのようなものです。(参照:グローバル変数 @wiki)
ツールメニューの「グローバル変数」では、MT4 内のグローバル変数を表示します。
「ツール(Tools)」メニューの「グローバル変数(Global variables)」をクリックします。
グローバル変数のダイアログです。
グローバル変数を利用するツールを使っている場合、 ここに変数名、値、参照された時間が表示されます。
「追加」、「削除」アイコンにより、新しい変数の追加と削除が行なえます。
Meta Quotes Language Editor
MT4には、デフォルトで様々な分析ツールが搭載されていますが、これらは自作することも可能です。
MetaQuotesLanguage(MQL)というプログラム言語によるプログラム作成サポートツールとして、「MetaQuotesLanguageEditor」(MQLエディタ)が標準搭載されています。
標準で備わっている各種分析ツールもMQLを用いて記述されていますので、知識があれば、それらを改良して、より使いやすくすることかもできます。
また、MT4の分析ツールは、世界中で作成され、インターネット上に公開されていますので、これら公開されたツールへアクセスし、ダウンロードして利用することが可能です。
「ツール(Tools)」メニューの「メタエディター(MetaQuotes Language Editor)」を選択すると起動します。
デフォルトで搭載されている、Moving Average のサンプルコードです。
「Code Base」タブには、MQLツールが多数公開されています。
リスト表示されているツールは、ダウンロードして利用することが可能です。
その他、ツール、プログラミングテクニックについては、本エフマナサイト内、「テクニカル指標について」、「プログラミングについて」をご覧ください。
オプション(Options)
「オプション(Options)」メニューでは、これらオプションの設定が可能です。
「ツール(Tools)」メニューの「オプション(Options)」を選択すると、詳細設定するのためのダイアログが表示されます。
「サーバー(Server)」タブでは、接続する先のサーバーやその時使用するアカウント、パスワード、他オプションを設定します。
「チャート(Charts)」タブでは、チャート表示の基本設定を行うことができます。
例えば、「Askのラインを表示(Show ask line)」にチェックをすると、チャート上にAskラインが追加されます。
「期間区切りを表示(Show period separators)」を選択すると、一定区間ごとにチャート上にラインを追加することができます。
それぞれのラインの区切りは周期により異なります。
- M1〜H1 は 日ごと
H4 は 週ごと
D1 は 月ごと
W1とM1 は 年ごと
「ヒストリー内のバーの最大数(Max bars in history)」、「チャート表示バーの最大数(Max bars in chart)」には、直接数字を入力することも可能です。(最大値:2147483647)
「ライン等の設定(Objects)」タブです。ラインに対する挙動を設定します。
例えば、「作成後にプロパティーを表示する(Show Properties after creation)」にチェックを入れておくと、ラインを追加するたびにプロパティー設定のダイアログが表示されるようになります。
「取引(Trade)」タブでは、取引に関するオプションを設定します。
ここで「デフォルトを指定(Default)」を選択すると、直近の取引に関係することなく、設定した値がデフォルト値として使われます。
エキスパートアドバイザ(EA)の設定のタブ(Expert Advisors)です。
「自動売買を許可する(Allow automated trading)」をクリックすると、EA稼働が有効となります。
「Notifications」タブです。
これは、iOSやAndroidなどのスマートフォン向けに、トレードや価格の条件などをリアルタイムにプッシュ通知するための機能設定です。
MetaQuotes社提供のMT4アプリが必要
「Enable Push Notifications」のチェックボックスにチェックを入れ、「MetaQuotes ID」のところに、マイID(通常アプリの設定メニューから「メッセージ」項目で表示される)を入力します。
「Test」ボタンを押して、スマートフォンでメッセージが受信できればOKです。
E-メール(Email)タブです。
設定を行うと、MT4からメールを送信することが可能になります。
アラートを出すような分析ツールを使用する場合便利です。
「SMTPサーバー」、「SMTPログインID」、「SMTPパスワード」をそれぞれ入力し、「発信元」、「送信先」にはメールの送り主と送り先を指定します。
「FTP」タブは、売買履歴をFTPサーバー上へ自動でアップする場合等に使用します。
「Account」 にアカウント情報、「FTP server」に転送先サーバー名、「FTP Path」に転送先のパス、「FTP login」、 「FTP password」へログインIDとパスワードをそれぞれ入力し、「OK」を指定すると設定が有効となります。
図は、分析で有名なmyfxbookサイトへの転送設定例です。
「音声設定(Events)」タブです。デフォルトでは、11件のイベントの一つを警告するのにWAVファイルが利用されます。
WAVファイルはクライアントターミナルの \MetaTrader 4\sounds\ ディレクトリにあります。
アラートは希望に応じて変更可能で、選択行でマウスの左ボタンをダブルクリックして「アクション」コラムでポップアップリストを開き変更します。
Build985以降搭載された「community」チャット用のタブです。
利用にはメタクオーツ・ソフトウエア社提供のコミュニティサイトMQL5.communityの登録・ログインが必要です。
「シグナル(Signals)」タブでは、シグナルの購読、シグナル運用をするための設定を行います。
シグナル選択は、こちら https://www.mql5.com/en/signals/mt4 から行うことができます。
利用には、
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