外国為替証拠金取引


外国為替証拠金取引(FX)とは、知れば知るほど安心して取り組める投資です。

この記事では、FXに関する基礎知識の導入部分について解説します。

FXのノウハウについて、完璧に知りたい方は、

FX blog エフログ24|FXノウハウの最強ポータル

をご覧ください。

 

FXとは?

「外国為替保証金取引」略して「FX」!

聞いたことはあるけど、FXってなに?

FXとは、「外国為替保証金取引」のことで、外貨投資のひとつです。

英語では、外国為替を「Foreign eXchange」と言います。

そこからFとXを取って、「FX」と呼ばれています。

 

具体的には

FXとは、スポット取引(直物取引)をベースにした差金決済取引です。

スポット取引とは、取引日の2営業日後に資金の受渡しを行う取引のことです。

ついでに、ロールオーバーとは、決済日を先に延ばす行為です。

直物為替取引は売買の2営業日後が決済日ですが、ポジションを保有し続ける場合、ロールオーバーにより決済日を先に繰り越す必要があります。

業者は客からの差金決済指示がない限り、ロールオーバーを毎日行い、ポジションを管理します。

 

FXの歴史

1971年 ~ 『1ドル=360円』の固定相場から変動相場制へと突入
1984年 ~ 『実需原則の撤廃(東京外国為替市場のスタートの年)』

FXは、1998年の外為法改正により生まれた、まだまだ新しい運用手段です。

それまで為替は、銀行など特定の機関でしか取り扱うことが出来ないものだったのです。

それが広く一般に開放された事をきっかけに、FXというものが急速に注目を集めてきました。

しかし、ここで1つ大きな問題が発生しました。

以前は、このFXには、詐欺まがいの営業を行っていた悪徳な業者が多数存在しており、明らかに違法な勧誘や無理な営業が横行していたのです。

人気があるゆえの影の部分と言ってもいいかもしれません。

こういった状況を受けて、金融庁も異例のスピードでこの商品を扱う業者を登録制にする法律の準備をすすめ、2005年7月1日の改正金融先物取引法の施行により、FXを扱う業者は、店頭金融先物取引業者として、改正法の規制を受け、金融庁及び財務局の監督下に置かれることとなったのです。

法律の下に管理され、新しく市民権を得たのです。

500社以上 → 150社

もし、あなたがFXと聞いてイメージが悪いというならば・・・それはもう過去の話です。
いまやFXは、新たな時代の投資手法として生まれ変わっているのです。

 

法規制について

「金融商品取引法」が2007年9月30日(日)に施行され、関連する法律(証券取引法、金融先物取引法、金融商品の販売等に関する法律)などが改正されました。

この「金融商品取引法」は、投資家保護の徹底を目的とした法律であり、これまでの「金融先物取引法」は同法に統合されます。

「金融商品取引法」施行の背景としては、金融・資本市場をとりまく環境の変化に対応し、投資者保護のための横断的法制を整備することで、利用者保護ルールの徹底と利用者利便の向上、「貯蓄から投資」に向けての市場機能の確保および金融・資本市場の国際化への対応が挙げられます。

歴史

 

改正金融先物取引法

2005年7月の改正金融先物取引法施行前までは、外貨証拠金取引を始めるために特殊な免許や登録制などは必要ありませんでした。

しかし、この法律の施行により取引が規制対象となり、業者が登録制となることから悪徳業者や会社基盤の危うい会社の参入や営業継続が困難になりました。

また、勧誘の要請をしていない顧客に対して訪問または電話による勧誘が禁止となり、問題が発生している一番の原因である招かれない勧誘や押し売りまがいの勧誘が減るのではないかと期待されています。

なお、外貨証拠金取引会社が広告を雑誌や新聞に掲載する際には手数料の料率やリスクの表示を義務付けられています。

さらに、固定資産などをのぞいた自己資本が事業で発生するリスク相当額の140%を下回った場合は、金融庁に届け出るよう義務づけています。

これにより、

    •  1)ある程度の財務基盤が必要となり、金融庁への報告義務・勧誘規制が課されることで低コスト・低ノウハウでの業務運営が困難になり、もっともトラブルにつながりやすい最初から詐欺を前提にした会社設立や強引な勧誘が減少し、

2)一つの産業として商品性・信用度・リスク管理・経営姿勢が問われることになり、「顧客にどのようにして選択してもらうのか」というビジネスの基本に則った経営が求められるようになりました。

 

米国では...

米国では日本より一足先に外為取引がブームとなり何百社ともいわれる会社が設立されました。

その中には、強引な勧誘や「絶対儲かる」という断定的判断の下に営業を行う会社、預かった資産を持ち逃げする会社が存在したため、CFTCの管轄の元に登録制となりました。

この登録制をきっかけとして、登録基準を満たせない会社は米国内での営業が出来なくなり、ケイマンなどのタックスヘイブンと呼ばれる地域に本社を移す会社が出てきました。

その中で一部の会社はCFTCの登録基準およびその後の営業基準を満たすことで、広く信頼性を確保し社会的な信用性を得たことと同時にインターネット取引が普及したことから口座数や会社基盤を大きく拡大しました。

fx_bank

 

FXが注目されている理由

FXが注目されているには、それなりの理由があります。

簡単に取り組める、利益率はもちろん大きな理由ですが・・・
実は、現在私達のおかれている状況がFXが注目されている最も大きな背景となっているのです。

私達の周りには、将来の生活を脅かす不安材料が溢れています。少し考えただけでも・・・

例えば増税、この先消費税率のアップは避けて通れないでしょう。定率減税の廃止や各種控除の廃止など、実質的な増税も家計を圧迫しつつあります。

少子高齢化も大きな問題です。2005年6月に発表された、合計特殊出生率(一人の女性が生涯に生む子供の数)は過去最低の1.29 です。

今、日本の少子高齢化は歯止めがきかない状態です。このまま進行していけば、労働人口の不足や社会保障費の増大など、経済に深刻なダメージを与えることになります。

この他にも、日本の財政赤字の問題など、考え出すときりがない程です。

このような現状から、多くの有識者や経済評論家は、これからは二極化の時代になると考えています。
つまり、今までの日本では考える事のできなかった「貧富の差」が生まれてくるというのです。

キーワードは「格差社会」
私たちは知らず知らずのうちにその選択を迫られているのです。

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