FXデイトレードで勝てない理由


この記事は、走り書きです笑。
ちょっと、文章が整理整頓されていませんが、コラムなのでお許しを。
 
Webを検索すると、FXトレード入門者に対してデイトレードを推奨していると読める記述が多くあります。
 
FXにおいて、デイトレードという取引手法は、非論理的かつ非合理的なトレード手法である、と筆者は考えていますので、
このコラムではその理由とともにFXデイトレードを否定したいと思います。
 
結論的には、デイトレードとは、証券会社やアフィリエイターが投資家を取り込むための宣伝用語句として使われており、
デイトレードという非論理的かつ非合理的なトレード手法によって、入門者のあなたが恒久的に利益を得られることは、まず、あり得ません。
 
他のトレード手法を探すほうが成功への近道です。
 
 

FXデイトレードの一般的な定義

 
1日でトレードを完結させる。
1日に数回の頻度で取引を行う。
1日に数十pips程度の利益を狙う。
 
まあ、FXデイトレードとは、だいたいこのような説明で、異論がある人は少ないかと思います。
書籍やWebでは、このような記述が多いと思いますので。
 
このような定義のデイトレードなる手法が存在することは、まあ、認めるとしましょう。
 
しかし、このデイトレードなる手法は合理的でしょうか。
 
 
FXデイトレード
 
 

なぜ、1日でトレードを完結しなければいけないのか。

 
結論的には、一日でトレードを完結させるというデイトレードは非論理的であり、ロスを生むことになります。
しかし、1日でトレードを完結するというデイトレードは、昼間は本職があるサラリーマンは夜中寝なければいけないので、ちょうど良い言い訳になります。
俺はデイトレーダーだから、ポジションを持ちこさないんだ!ってね。
本来、利益を伸ばせる局面でも、ポジションをクローズするワケです。
もし、その後、利益が伸ばせたとしても、デイトレードという言葉が、ポジションクローズを正当化します。
逆に、1日で完結するという定義によって、ナイスタイミングでクローズできれば、デイトレードってやっぱり良いじゃんってなります。
結局、デイトレードという言葉によって、トレーダーの愚行は正当化されてしまうわけです。
 
ちなみに、デイトレードは寝る前にポジションをクローズするので、睡眠中の相場の変化を気にしなくて良いという人もいます。
これは、都合の良い後付の論理であり、寝る前にポジションをクローズすることにより、利益獲得チャンスを逃す可能性があるということも付け加える必要があります。
筆者は、『寝ずにチャートに貼り付け!』と言っているわけではありません。
そんなことは、人間業では不可能で、機械でなければできません・・・。
 
 

なぜ、1日に数回の頻度で取引を行わなければいけないのか。

 
そんなにチャンスがありますか??笑
ポジションを持つことは楽しいです(ポジポジ病ってやつ)。
そんなにチャンスを見つけることが出来るあなたは天才です。
天才であれば、デイトレードをすれば良いです。
天才なので、1日でトレードを完結するという非論理的なスタイルが原因で発生するロスも凌駕できることと思います。
一方、あなたが天才でなければ、デイトレードという非論理的なトレードスタイルにより発生するロスに苦しめられることでしょう。
逆に、ポジポジ病でも、トレード回数を増やすことによって、統計確率的な頑健性を上げようとしているならば、まだ、理解できます。
しかし、統計確率的な頑健性が得られるほどトレードを執行できる強靭なメンタルの持ち主が果たしてどのくらいいるでしょうか?
連敗する局面が続いたとき、次のトレード機会も同じメンタルでエントリーできるでしょうか。
チャンスを見つけたつもりが、ピンチに陥るというデイトレードにありがちな罠に嵌る人は多くいます。
 
筆者は、メンタルがダメになるあなたを否定しているわけではありません。
皆、メンタルの浮き沈みはありますよ。人間だもの、
メンタルの浮き沈みがないのは機械くらいでしょう・・・。
 
 

なぜ、1日に数十pipsも狙えるのか。

 
平均値でそんなに取れるなら、あなたは神です。
年間250日デイトレードをするとして、1日の平均40pips獲得するなら、年間10,000pips獲得できることになります。
ドル円で10万通貨単位でトレードするなら、年間1,000万円の利益です( ̄▽ ̄)
あなたも神トレーダーの仲間入りです。
しかし、もし、勝ち負けが逆になるなら、年間1,000万円の損失です( ̄△ ̄)
 
年間250日間、一日平均40pips獲得するデイトレード、、、これは機械でもまあ難しいかもです笑。
 
 
FXデイトレード
 
 

デイトレードという言葉

 
筆者は、デイトレードという言葉の存在自体が悪だと感じています。
このような言葉によって、FXを始める人がデイトレーダー(という負ける可能性が高いトレーダー)を目指す現象が生まれるわけです。
一方で、FX業者の宣伝文句には最適だとは思います。
デイトレーダーというカッコイイ響きも Good です。
皆、成功する可能性が極めて低いデイトレーダーを目指すわけです。
アフィリエイターもデイトレードを煽ります。
デイトレーダーを目指す投資家が増えて、自分のWebサイトのリンクを踏んで口座開設につながれば、アフィリエイターの収益になるわけですから。
 
筆者の主張は、あなたがデイトレードの成功者の少数に入れる可能性を否定するものではありません。
ですが、あなたの人生を見返して、頭脳が必要とされる少数の成功者になれた実績がどの程度あるでしょうか。
 
東京大学に合格できましたか?
国立大学の医学部に入学できましたか?
学生時代に1科目でも良いので偏差値75以上を獲得できましたか?
弁護士になれましたか?
IQは130以上ですか?
などなど、、、
 
もし、このような実績を過去に得られていないなら、デイトレードなる裁量トレード手法を取るべきではないでしょう。
 
結局、FXはメンタル込みの頭脳戦です。
 
デイトレードという制限をかけるなら、その戦いはさらに高度になります。
決められた時間に、決められたトレード数をこなし、そして、利益も上げる。
そんなことができますか?
 
時間を決める必要がありますか?
チャンスがあれば、トレードすべきでしょう。
 
トレード数を決める必要がありますか?
チャンスがないなら、トレードする必要はないでしょう。
 
普通に考えれば、デイトレードという選択をすることは、わざわざイバラの道を選ぶことです。
 
ファッションを追求するなら、多少寒くても我慢する必要があるでしょう。
身体を鍛えたいなら、多少苦しくても耐える必要があるでしょう。
 
しかし、トレードの目的は利益を上げることです。
デイトレードという利益獲得の妨げになるスタイルを貫く意味は不明です。
 
言葉の響き(かっこよさ)に惑わされることなく、合理的かつ論理的なトレード手法を確立する必要があります。
そして、その手法を確立した時、デイトレードを否定する時となるでしょう。
 
 

デイトレードの勝ち方とやら

 
よくデイトレードの方法とか、コツとか、勝ち方とか、そのような記事を見かけます。
ありがちなのは、” 設定した売買ルールに従う ” とかいう記述です。
間違いではないです。
 
ですが、言葉が足りません。
必要なことは、『勝てる』売買ルールに従うということです。
勝てる売買ルール・・・( ̄▽ ̄)
これが決まらなければ、ダメですよね。
まあ、デイトレードに限らずですが、、、
しかし、どうやって、勝てる売買ルールを決めるのでしょうか。
その方法論なくデイトレードの説明をして心に響くのは近々負け行くデイトレード入門者であることを経験者は皆、知っています。。
 
たまに、方法論を記述しているサイトもあります。
ありがちなのは、勝ち組トレーダーとやらが開発した特殊なインジケータを使うようなやつです。
それで、初心者の皆もあたかも勝てるかのような錯覚に陥ります。
いやいやいやいや・・・。
勝てるトレーダーが使ってるからといって、あなたが使って同じ結果がでると思いますか?
特定のFX会社で使える特殊なインジケータを見せて、口座開設を促し、アフィリエイト報酬を得ようとしているのでは?という疑いの目を持ちましょう。
そもそもインジケータもEA化して、バックテストすべきです。
 
 
デイトレードの勝ち方として、利食い損切りの幅にこだわらず、反対に動きだしたらクローズするとかいう記述があったりします( ̄▽ ̄)
いやいやいやいや・・・。
反対に動き出したらクローズするという売買ルールですか!?
そんなんで勝てるなら、みんな勝者です。
デイトレードに限らず、FXトレードにはスプレッドという手数料が発生します。
スプレッド負けする売買ルールがまさにこれでしょう。
 
 

損切りの重要性を説く記述。

 
そらまあ、デイトレードに限らず、損切りは重要でしょう。
損切りを否定するトレーダーは少数派です。
ベッティングルールを使った勝ち方を確立しているトレーダーは損切りを否定することはあります。
しかし、少数派です。
よって、損切りは大多数が重要と認めます。
そして、損切りは重要と書くのは簡単です。
損切りのルールはどうやって決めるのでしょうか。
方法論無く損切りの重要性を説かれても、ため息が出るばかりです。
 
 

通貨ペアによってデイトレードに向いているとかいう記述

このような記述はよく見かけます。
必ず書かれていることは、
 
デイトレードでは、流動性が高い通貨ペアを選ぶ(スプレッドが小さいため)
デイトレードでは、ボラティリティが大きい通貨ペアを選ぶ(利ざやが大きいため)
 
という2点です。
 
まず、流動性が高い通貨ペアを選ぶというのは完全に正しいです。
これはデイトレードに限らず、誰も異論はないところでしょう。
 
しかし、ボラティリティが大きい通貨ペアと選ぶというのは間違いではありませんが、言葉が足りません。
言いたいことは、勝ってるトレーダーはボラティリティが大きい通貨ペアを選ぶことが多いということです。
しかし、この事実はあなたが勝てることを意味するわけではありません。
ハイリスクハイリターンとも言えます。
勝ちパターンが確立していない初心者にハイリターンがやってくるほど、甘くはありません(デイトレードに限らず)。
勝ちパターンが確立している仕組み(システム)を使うなら、ボラティリティが大きいほうが良いでしょう。
 
もう少し付け加えると、流動性とボラティリティのバランスが重要です。
 
 

デイトレードに向いた取引ツールを使うという記述

 
これもよくあります。
 
スリッページが小さい。
約定率が高い。
約定スピードが速い。
一括決済ができる。
途転ができる。
などなど。
 
しかし、人間の反応スピードが論じられることはありません。
その反応が正しく、利益につながる反応かどうかも同時に論じる必要があるでしょう。
つまり、人間が正しい反応をするために費やす時間と取引ツールの反応性が重要なわけです。
人間は正しい反応をどれくらい瞬時にできるものでしょうか。
この視点に立てば、デイトレードに限らず、勝てるトレードを突き詰めるなら、人間がトレードを執行すべきではないのかもしれません。
 
 

トレードチャンスや得意パターンを待つという記述

 
これは、デイトレードに限らず、FXトレードにおいて、まことしやかに語られる理想論的な記述で、現実を見ていません。
どうやってトレードチャンスと判定するのでしょうか。
入門トレーダーの勘ですか??笑。
 
得意パターンを確立するまでに、何百回という失敗をせねばなりません。
デモなら良いでしょう。
根気よく勝ちパターンを確立できるまで何百回とデモトレードを繰り返すのに数年かかります。
そして、運よく勝ちパターンが発見できたとしましょう。
いざ、本番のリアル口座で、メンタル要素が加味されたとき、運よく見つけた勝ちパターンは崩壊します。
メンタルは皆、弱いものです。
 
初めのうちは勝てなくても、相場の動きを読む!とか
通貨のクセを発見する!とか
 
このような記述もよくあります。
そのためにはチャートを見続けなければなりません。
チャートを見続けることを苦痛と感じない人なら良いでしょう。
しかし、普通の人は続きません。
 
もし、そのような根気があなたにあるなら、あなたは既に、これまでの人生で大成功を収めていることでしょう。
そんなあなたは、デイトレードでも成功する可能性は十分あると思いますので、デイトレードをやってみても良いかもしれません。
既に成功しているあなたが、わざわざデイトレードという成功確率の極めて低い手法に手を出す理由はよくわかりませんが笑。
 
 

損失を減らすことが重要という記述

 
いやいやいやいや・・・・。
 
そもそも、損失って何よ笑。
金額なのか、Pipsなのか、
損失の定義も書かずに、損失を語るとは笑。
レバレッジとのバランスもあるでしょうよ。
 
デイトレードは、大きく負けないことが重要とか書かれていることも多いですが、
そもそも、大きく負けるって何よ笑。
曖昧すぎて意味がわかりません。
このような記述はトレード経験が浅い、Webマーケッターに多いので注意が必要です。
 
まずは、pipsで評価しないと、トレード戦略は練れないでしょう(デイトレードに限らず)。
その後、資金管理(金額)の側面からロットを決めるわけでしょう(デイトレードに限らず)。
 
全部ごちゃごちゃに議論して何が生まれるんでしょうか。
 
あ、生まれるものが一つありました。
そう、損失です(デイトレードに限らず)。
 
 

自信がない(分からない)時はエントリーしないという記述

 
デイトレードの勝ち方として、これも本当によく書かれています。
自信ってなんでしょう笑。
ただの過信では?
未来を分かる人なんていませんけどね。
 
しかも、エントリーにばかり言及していますが、イグジットの重要性を理解していないのでは?笑
極論、エントリーはしなくても良いです。
何も起きないだけだから。
しかし、一度エントリーしてしまうと、必ずイグジットをしなければいけません。
自信がなくても(分からなくても)イグジットは必須なわけです。
 
自信をもってエントリーしたけど、自信がなくなった時のイグジットの対処法も教えていただきたいものです。
 
 

オススメのFX業者を紹介するくだり

 
ウンザリです笑。
 
どのWebサイトもコレが目的であることが多いです。
利用できる取引ツールと共に、オススメのFX業者の紹介があります。
自分のWebサイト経由で口座開設があると、マージンが発生するからです。
いろんなWebサイトがデイトレードをオススメするのは、デイトレードをエサに自分のWebサイトから口座開設をして欲しいからです。
そうすれば、Webサイト管理者の利益になります。
 
 
FXデイトレード
 
 

FXで勝つために

 
もし、あなたがFXで勝ちたいなら、
 
当たり障りの無いありがちな情報を提供する見た目重視のアフィリエイトサイトの記述を鵜呑みにするのではなく、
 
投資家の利益につながるような真に有益な情報を提供するWebサイトを見つける必要があります。
 
そのようなWebサイトは、無骨でパッと見の印象は良くないかもしれません。
 
 
毒キノコは美しく、薬草は地味なものです。
 
 
FXデイトレード
 
 

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