外国為替投資って?
為替という言葉は、テレビや新聞、雑誌などで一度は聞いた事があると思います。
しかし、「そもそも、為替って何?」と聞かれると・・・
そもそも、為替の意味とは、
「直接、現金をやり取りせずに、遠隔地間の資金決済や資金移動を行うこと」となります。
そして、この為替の取引を国内の相手とすれば、「内国為替」海外の相手とすれば、「外国為替」となるのです。
通常、外国為替投資とは「外国為替証拠金取引」を指し、外為投資やFXと略して呼びます。
安全な投資環境が整いつつあるFXは、株に変わる新しい投資対象として注目を浴び始めています。
人気の理由は
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1.1998年からの金融ビッグバンによって、外為市場が万人に開放されたこと
2.インターネットの普及により、気軽に取引を行えるようになったこと
3.個人が自己責任によって運用・投資を行わなければならないような社会へと変化したこと
4.2004年からはペイオフが解禁され、銀行に預けている預金が1,000万円までしか保護されなくなったこと
5.日本の金利が低いまま、今後も大きな上昇が見込めないこと
6.豪ドルやNZドルなど5%以上の高金利通貨に対して、日本の個人マネーが動き始めていること
取引する相手は“世界”
外国為替市場はグローバルマーケットであり、市場規模の大きさから株式の取引で言うところの仕手や、インサイダー取引などが生まれない市場環境となっています。
したがってお金をたくさん持っている人、情報を人より早く取ることが出来る人が必ずしも有利かというとそうでもありません。
また、誰かが勝てば必ず誰かが負けるというゼロサムゲームではなく、”マーケットVS個人投資家” ということから、プロもアマも関係なく同じ土俵で勝負できるフェアでクリーンな取引ということがいえます。
逆に言い換えれば、それ以外はいつでも
OPEN! & WELCOME!!
日中は仕事で忙しい人が夜遅く帰ってきたとしても・・・
基本的に平日ならば、いつでもトレードできるのです。
この外国為替市場には、もう1つ大きな特徴があります。
それは、
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外国為替市場は、あくまでも「概念上の市場」であり、
通貨を取引する各国の金融機関が通信網(電話・オンライン)
駆使し取引を行うバーチャルな市場であり、株式のような
取引所が存在するわけではない ということです。
また、外国為替市場は世界の主要都市に存在していますが、その中でも特に参加者・取引量、流動性が高いということから、東京・ロンドン・ニューヨークこの3つの市場を「世界3大市場」と呼びます。
外国為替の変動要因
為替相場は、世界の政治・経済の動向が密接に関係してきます。
世界経済が動けば外国為替相場も動きます。
外国為替相場を動かす変動要因には政治・経済動向の他、政府高官の発言、世界各地で起こる紛争・災害・さらには“噂”などなど…、さまざまなものがありますが、主な変動要因を以下に挙げておきます。
ただし、外国為替を取引するのは人間ですから、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、数多くある変動要因のすべてを細かく分析することは難しいでしょう。
いま現在注目の変動要因と、今後注目の変動要因に着目した情報収集と継続して為替相場を見続けることで将来の動向を見極めることが大切になってきます。
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