FXに限らず投資家が一番知りたい話、「失敗、破産しないために注意すべきこと」をまとめてみました。
分不相応なハイレバレッジをやめる
追証で自己破産になる人も多数いるという現実を見ましょう。
経験を積めば積むほど、建て玉が小さくなることは、
5年以上生き残っているトレーダーなら皆知っています。
『FX の魅力はハイレバレッジを利かせられるところ!』
というアホみたいな謳い文句は、
素人を手玉に取るためのキャッチコピーには最適ですが、
それは結局、一攫千金の博打を煽るものでしかなく、無意味です。
FXで失敗しないために、FXを有益な投資にするために、レバレッジの設定は分相応にすることが賢明です。
余剰資金で行う
最悪失っても生活に問題が生じないお金を使いましょう。
どのようなトレーダーも連戦連勝とはいきません。
必ず負けるシーンに遭遇します。
負けるシーンは予兆なく、突然訪れます。
その時、生活が破綻することは、FXで取り返しのつかない失敗をしたことになります。
利食いが早く損切りが遅いのはダメ
遅い損切りを肯定するトレーダーはなかなかいないでしょう。
無限の資金があれば、損切りをする必要はありませんが、
FX でお金を稼ごうとする場合、損切りの遅れは致命傷となります。
いわゆるコツコツドカンという典型的な失敗例です。
しかし、人間の本能は利小損大を好みます。
ほとんどの人がFXで失敗するのは、このためです。
自分は例外と考えるビギナートレーダーは多いです。
しかし、それは自意識過剰でしかありません。
FXで失敗しないためには、人間の本能に抗うことが重要です。
⇒ 利小損大のメカニズム 参照
ロスカット(損切り)をしないのはダメ
ロスカット(損切り)を嫌うのは当然です。
負けを確定する行為は、人間の本能に逆行します。
確かに為替相場においては、放置すれば90%以上の含み損ポジションは助かるのかもしれません。
しかし、それまでに口座残高が尽きれば、終わりです。
無限の資金がある者のみ、ロスカット(損切り)の必要はなくなります。
そのような者は、FXをする必要がないのですが。
資産を増やしたいFXトレーダーにとって、損切りしない未来には失敗が待っていることは明らかです。
⇒ 利小損大のメカニズム 参照
好成績を実力と過信しない
少し慣れてくると、運を実力と勘違いしてしまいます。
投資の世界でいうところの実力は、キャリアにのみ存在します。
ストラテジーのないビギナーズラックでの勝ちを過信してはいけません。
FXで失敗する人は、自分の実力を見誤り、過信している人に多いです。
なお、FXの実力は、キャリアに比例します。
なぜなら、実力のない人(FXで失敗する人)は早々に退場するため、キャリアを積めないからです。
キャリアを積めば、過信とは程遠いトレードを執行するようになります。
キャリアを積んで初めて、過信とは何かがわかります。
FXで失敗する人は、過信に気づくことなくマーケットから退場してしまいます。
売買ルールを守る
自身で決めたトレード手法(売買ルール)を守らなければなりません。
FXで失敗しないためには、売買ルールは利大損小が好ましいと考えられます。
■□ SponcerdLink ■□