トレード手法を選択するための指針
世の中には様々なFX投資教材やFX投資トレード手法が存在します。
為替相場の性質上、今後もそういった状況が続くことと想像します。
そこで必要となってくるのが、表題の指針であると考えます。
単純明快、突っ込みどころのない3つの項目ですが、意外と見落としがちなので、下に列記します。
・明確なルール、誰もが同じ判断を下せること
エントリー&イグジット(=利食い、損切り)のポイントに迷わない
・上記に加え、資金管理(=マネー・マネージメント+ポートフォリオ・マネジメント)の方法が指示されていること
・売買ルールが、今後も不変であるような相場心理に基づいた確率的優位性を有しており、完全自動売買でないこと
トレードに慣れ、相場の値動きに特徴があることがわかってくる(チャートが読めてくる)と、次に指すのが完全自動売買。
多くの人たちが、金のなる木、聖杯を夢見ます。(かくいう私もその一人です(^^;)
自動売買の問題点とその対策
しかし、、、
完全にコンピューターにトレードを任せてしまった場合の問題点を了承しておくことが必要です。
ひとつめは、
以前にも紹介した「自動売買ソフトに注文を代行させるリスク」 です。
①業者サーバー x ②プロバイダー x ③物理的な接続環境 x ④自身のPC x ⑤売買用アプリケーションソフト x ⑥売買プログラム
上記構成要素がすべて掛け算であること、つまり「0(ゼロ)」がたたない、常に安定稼動していることが絶対条件となることにあります。
ふたつめは、
コンピューター任せのトレードを継続することにより、トレード回数/キャリアに比して向上するはずのトレードスキルが、思うように向上しないことがあると考えます。
確かに、誰かに言われたから、最初から諦めるようなトレーダーよりも、完全自動売買の聖杯に挑む気持ち、探究心は重要だと思います。
が、無駄になるかもしれない、それに掛ける時間と情熱も含めて、
それによる弊害を理解してからの方がよさそうです。
それ以前に、
そもそも基本的なトレード手法を使いこなすレベルにまず到達しなければ、
自動売買システムのベースとなるロジックを組むことすら困難で、
それが出来て初めてシステムの能力を最大限に利用することができるのでしょう。
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